SDGsポスター 2023
仙台市 聖ドミニコ学院高等学校 伊藤初生さんの作品
仙台市 聖ドミニコ学院高等学校 伊藤初生さんの作品
- 作品に込めた思い
- 世界で電力を使えない人が7億3300万人もいることを知り、驚きました。ライフラインの一つがこの時代になっても使えないのは深刻な問題だと思います。さまざまな目標をかかげている中で、私は再生可能エネルギーの割合を高くするという目標が重要だと考えました。再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱など使っても減らずに二酸化炭素を排出しないエネルギー源)の循環を表現しました。再生可能エネルギーによる恵み、自然を守る姿勢。私たちが生活するためには、必要なエネルギーを自然を保護しながら得なければなりません。そこで、多くの国が再生可能エネルギーを主とした循環型社会を目指しています。太陽光発電の活用によって地球温暖化対策をしながら快適な暮らしを得ています。また、風力発電を活用して使用しにくい土地を生かしながら蓄電することも行われております。しかし、日本の電力はこれらのものだけでは追いついていないのが現状です。そのため、今でも原子力発電が必要不可欠な電力源となっています。そのような現状を打破するためには、今よりも高いクオリティの発電装置が必要となります。より少ない太陽光で多くの電力を発電したり、わずかな風でも発電できたりするような、そんな装置が大量に必要になります。なかなか今のままでは難しく、そういった目標まで技術は進歩していません。しかし、このような目標を抱きつつ今できる事をしていくのが大切だと思います。無駄な電気は使用せず節電を心掛け、太陽光発電パネルの設置など個人で出来る範囲で努力することで、より良い環境を作り出すきっかけになると思います。自然の環境を守りながら私たちの生活を豊かにするためにできる事を今の現状を踏まえながら、それぞれ自分なりに考えてみるべきだと思っています。